こんにちはザロです。

このブログを読んでいる海外移住に興味があるみなさんの中にはワーホリ行ったり、ワーホリ行きたい!と興味を持っている人もいると思います。

 

私も2011年にワーホリでオーストラリアに行きました。

そんな私が実際に体験した失敗談+これからワーホリへ行こうと情報集めしている方へのアドバイスを記事にしてみます。

今後オーストラリアに限らずワーホリへ行く人の参考になれば幸いです。

 

それではいってみましょう。

 

目標を持たずワーホリに行くと将来「失敗したなぁ」と思う!?

ワーホリ失敗談

ワーホリ行きを決めた時

2011年、私が26歳の時に勤めていた会社を辞めオーストラリアへワーホリに行きました。

ワーホリのことを知ったのは私が24歳くらいの時、「こんな良い制度があるんだ!知らなかったー」と何でかは忘れましたがワーホリのことを知り、それ以来ワーホリに行くことを目標にしていました。

 

そうなんです。

 

もうすでに「ワーホリに行く」ことが目標になっていたのです。

 

昔から海外に興味を持ち、22歳でニューヨークにひとりで1ヶ月滞在したり、カナダにひとり旅したりとしていたのですが海外に住んだことはありませんでした。

 

20代というワーホリが許される特権をフル活用して、とにかくワーホリに行きたいと思っていました。

 

どの国にワーホリへ行くのか?

ワーホリへ行くことが目標になっていて、正直恥ずかしながら将来のビジョンはなかったです。

ワーホリすることを誰かに話すと何人かは「何しに行くの?」と聞いてきましたが、私の答えが「特に何も。ホリデーだからねw」と本気でちゃらんぽらんな返答でした(笑)

 

ホリデーと割り切ってワーホリに行くのもいいと思います。

そこは否定しません。

 

ただ、当時の私はとにかく現状を変えたくて、ワーホリに行けばきっと何かが変わる!と信じきっていました。

 

そんな状態ですので、選んだ国も一番ワーホリ先に選ばれる「オーストラリア」。

理由は「みんな行ってるなら簡単そうじゃん?オーストラリア人はフレンドリーっぽいし♪」

なんていう理由とも呼べないものでした…。

 

実際にワーホリに行ってみてどうだったか?

ワーホリ中はそれでも必死と言えば必死でした。

最初の3ヶ月は語学学校に通っていたのですが、最初の1ヶ月は真面目に勉強していたものの途中からだらけてしまい学校もサボりがちに。

ワーホリに行くのが目標になっていたので、学校へ行くモチベーションを維持できなかったんです…。

 

学校へ通っていた3ヶ月が終了した後は仕事をしていたのですが、もちろんとりあえずお金が稼げるようにという理由だけで将来に繋げるという意識はまったくなかったので、やっていたのはカフェでの「キッチンハンドとウエイトレス」。

 

私が行っていた街はブリスベンという比較的ワーホリピーポーが少ない街なのですが、時給が現地の人と同じくらいだったのです。

時給$19(日本円で約1,600円)くらいで、日曜日や祝日だと$23(約1,900円)くらいもらっていました。

日本だったらキッチンハンドとウエイトレスのバイトでこんなにもらえません。

 

ただ物価が日本よりも高く、特に家賃が高かったのでとにかく働いていました。

なので学校に通っていた以外のワーホリの思い出はほぼ仕事です(泣)

 

それでも目標を持って将来に繋げられる職種を選んでいれば気にならなかったのでしょうが、今となっては本当にただ生活するためだけに働いていたなと思っています。

 

英語や現地の言語を学ばずに行くワーホリは失敗する!?

ワーホリ失敗談

よく「英語は勉強しなくても海外で暮らせば勝手に身につくでしょ?」と言われる方がいます。

 

確かに日本にいて日本語で生活しながら英語を”勉強する”よりも、英語圏で英語で”生活する”方が生の英語に触れられる機会が圧倒的に多いです。

だからと言って”生活する”だけで勝手に身につくのか?

 

結論から言いますと答えは「NO」です。

 

英語をほぼ勉強せずにオーストラリアへワーホリに行った私

ワーホリ前に英語の勉強を多少はしていたものの、そこまで力を入れていませんでした。

学生時代から英語が苦手だった私はとにかく基礎ができていなかったので、基礎の勉強だけしていました。

中学生レベルの英語の基礎です(笑)

 

ただワーホリ前から日本で外国人(非英語圏)の人と付き合っていて、英語と日本語を交えて話していましたので他の言語で会話をすることへの抵抗感は少なかったと思います。

 

そんな状態でオーストラリアへ行った私。

 

「現地でもっと現地の人と会話すればなんとかなるだろ〜、学校も行くしね☆」

 

…なんとかはなります。

 

ただ現地に行っても勝手に身につきません。

 

”勉強する”ことは現地にいても日本にいても同じです。

 

現地の学校で数ヶ月勉強すればなんとかなるのか?

先ほども書いたように私は最初の3ヶ月語学学校に行きました。

途中からあまり学校に行かなくなってしまったものの、学校自体は行ってよかったと思います。

 

ただ英語が上達したかと聞かれたら、正直高いお金を払ってまで行かなくてもいいのかも?

 

もし自分の英語に自身がないのならワーホリ行く前に基礎だけでもしっかりと日本語→英語で勉強をしておくべきだと思いました。

 

私は「学校行くからいいかー」と日本で少ししか勉強していませんでした。

今思えばもっと勉強して、Skypeの英会話スクールなどしておくべきだったと後悔しています。

そうすればもっと違った世界があったかもしれません。

 

こんなワーホリ失敗談も聞きました

ワーホリ失敗談

いつのまにかオーストラリアにいることが目的となってしまった友人

ワーホリ中に出会った私の日本人の友人ですが、彼女はもともとワーホリではなく留学生としてオーストラリアに来ていました。

たまたま同じ日に入学し私と同い年、しかも同じ県出身ということで話が弾みちょこちょこ遊ぶようになっていました。

日本にいた頃は看護師をしていたそうですが、仕事が嫌になり前から憧れていた海外留学を思い立ったそうです。

 

英語は多少読み書きができる程度で会話はあまり得意でなかったのですが、数ヶ月過ごしているうちに上達してだんだんと友達も増えていき留学生活を満喫しているようでした。

 

もともと2年という期限付きで留学して来ていたそうですが、2年の期限が近づいた時、学生ビザからワーホリビザに切り替えオーストラリア滞在を延長したそうです。

 

1年後、今度はワーホリの期限が近づきました。

 

彼女は今度はニュージーランドのワーホリビザを取得して、ニュージーランドへ旅立ちました。

 

しかし私は行ったことがないのですが、ニュージーランドはオーストラリアに比べると田舎で特に楽しくなかったようで、数ヶ月後彼女はまたオーストラリアの学生ビザを取得してオーストラリアに戻って来ました。

 

私は彼女にこれからどうする予定なのか訪ねたことがあります。

 

彼女は日本の看護師の経験を生かして、オーストラリアで看護師になり永住権を取得したいそうです。

ですが、オーストラリアで看護師として働くためにはオーストラリアで看護学士号を取得しなければならず(彼女の場合)、しかもかなりレベルの高い英語力が必要になって来ます。

もちろん看護学士号を取得するためには学校に行かなくてはならず、そのお金もないようでした。

 

とにかく日本に帰りたくない様子でしたが、結局彼女は語学学校に払うお金や生活費でいっぱいいっぱいになり泣く泣く日本に帰国しました。

 

日本帰国後、英語が使える仕事に転職し、海外出張に行ったり駐在員として働きたかったようですが、日本人とルームシェアして日系のレストランでアルバイトをしていた彼女の語学力では厳しく、また看護師に戻ったそうです。

 

彼女の場合はワーホリの失敗とは違うかもしれませんが、ワーホリに行くと「とにかく日本に帰りたくない病」を発症する人が多いです。

日本に戻ると現実に引き戻されるからでしょうか。

私も日本に帰国した時は浦島太郎気分でしたが(笑)

 

誰でも休みが終わるのは嫌です。

かと言って目的もなくズルズルと終わりをただ引き延ばすのは違う気がします。

 

ホリデーと割り切って目的や目標なく遊ぶことを否定しません。本来ワーホリってそういうものですし。

ですが、せっかくのチャンスを遊びだけで終わらせるのはとても勿体無いと思いました。

 

ブラジル人にハマり、振り回された友人

これも私がワーホリ中に出会った友人の話ですが、彼女は今まで日本人としか付き合ったことがなかったようです。

その彼女がワーホリでオーストラリアに来てから、初めてブラジル人と付き合い、「ブラジル人オタク」になってしまったのです。

 

とにかく付き合うのはブラジル人だけ。

しかも相手も海外に来て本気の恋をする気がないのか、彼女はいつも遊ばれ傷つき泣かされていました。

それでもまた付き合うのはブラジル人。

 

私も何人かブラジル人とお付き合いしたことがあるのですが、ラテン系らしくとにかく愛情表現が情熱的です。

遊び相手でも情熱的に口説いて来ます。

彼女もその情熱的な愛情表現にハマってしまったんだと思います。

 

もちろん同じ街内ですので、彼女のことはブラジル人の間で次第に有名になっていきました。

「ちょっと口説けば簡単にヤレる女だ」って。

 

それを彼女の友人が心配して彼女に伝え、彼女は恥ずかしさと屈辱で絶望し、日本に帰国してしまいました。

彼女は毎回彼氏たちが彼女に本気だと思っていたのです。

だからなぜ毎回裏切られたのか分からなかったようです。

 

日本人はあまり情熱的に口説かれ慣れていません。

なのでそれを「誠実な人」とか「この人は本気なんだ」って勘違いしやすいようです。

 

初めての海外生活で開放的になって失敗することもよく聞きます。

自分を見失わない程度に遊ぶくらいならいいんじゃないでしょうか?

 

どうしたらワーホリを失敗しないようにできる?

ワーホリ失敗談

私が失敗したと思ったことをまとめると、

 

・目的・目標を持って行かなかったこと。

・もっと真面目に英語上達を考えなかったこと。

・将来に繋がるような経験をしなかったこと。

 

です。

 

英語なり現地の言葉なりは事前に勉強した方がいいです。

 

目的や目標を持ち、それがどう将来に繋がるのか計画を立ててください。

 

恋愛に関してはあなた次第ですが、自分を見失わないようにしてください。

 

こんな私が偉そうに言えませんが(笑)

 

私もワーホリに行ったこと自体を失敗とは思っていませんし後悔もしていません。

実際にワーホリで現夫と出会ってますしね。

 

ですが、ワーホリ中の自分を殴ってやりたい気持ちはあります(笑)

もっと将来に繋がるような行動をしなさい!ちゃんと勉強しなさい!って。

お母さんみたいですね(笑)

 

これを読んでいる人でこれからワーホリに行く予定の人はこのことを考えておくことをオススメします。

ワーホリ行って失敗しちゃったから他の人の体験談ないかな?って人は安心してください。

私もです(笑)

 

 

最後に

ワーホリ失敗談

まだワーホリに行っていなくて行くのを悩んでいる人はぜひ行ってください。

 

ワーホリは若い内にしかできない貴重な特権です。

使えるものは使ってください。

 

私は現在33歳でオーバーしてるのでワーホリはもうどこも行けません(笑)

まだ行ける人たちがうらやましい限りです。

 

遊ぶだけもよし、勉強するもよし、仕事するもよし。

 

ワーキングホリデービザほど簡単に他の国に住める許可を得られる制度はありませんよ。

 

あなたのワーホリライフを応援しています!

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