こんにちは、ザロです。

 

なぜか海外移住先として日本人に人気があるマレーシア。

まだ私が移住先を検討中にマレーシア移住する人が多いことを知り、一時はマレーシアに移住しようと思って色々と調べていました。

 

ロングステイ先として日本人から絶大な人気を誇るマレーシアは、なんと長期滞在先として7年連続1位だそうです!

 

結局はマレーシアではなくカナダに移住することになったのですが、私がマレーシアについて調べていたことをまとめてみました。

 

なぜマレーシア移住は人気があるのか?メリットは?

【気候】一年中常夏の過ごしやすい気候

マレーシア移住

国全体が赤道に近いマレーシアは熱帯雨林気候に属していて、一年を通して常夏の国です。

日本のように四季によっての気温変化がありません。

11月から2月まで雨期がありますが、日本の梅雨のように一日中雨が降っているようなことはありません。

 

そのため一年中いつ旅行してもベストシーズン!と言われているようです。

 

もちろん雨期があるなら乾期もあって酷暑と言われる時期もあるようですが、湿度が低いので日陰に入れば涼しいです。

 

またマレーシア国内のどこに行っても気温はそれほど変わらず、日本のように北海道と沖縄で大きな気温差があるようなことはないです。

 

一年中常夏の国っていいですよね。

 

南国好きの私にとって一年中過ごしやすい気候っていうのはとても魅力的なポイントでした。

 

【お金】日本に比べて物価が安い

マレーシア移住

東南アジアは全体的に日本に比べて物価が安いです。

その中でマレーシアは日本の3分の1程度だそうです。

 

ただし日本からの輸入品を購入する場合、輸送費や関税が上乗せされているので日本と同じくらいか多少割高になるそうです。

 

しかも!イスラム国家のマレーシアはアルコール類は値段が高く、日本と同じくらいかそれ以上のようです。

毎日飲みたい人はちょっと辛いかも?

 

ちなみに私がよく使う「NUMBEO」というサイトで首都クアラルンプールの生活コストをチェックしてみました。

https://www.numbeo.com/cost-of-living/in/Kuala-Lumpur

 

マレーシア 移住

これを見ると4人家族で月約¥198,000、単身で月約¥56,000かかるそうですね。

東京の約半分くらいの生活費だそうです。

 

ただこれ、もちろん人によって生活費は変わってきますが、私の場合は結構いらない項目があったので金額は通常より高めかな?という感じです。

項目ごとに増やしたり減らしたりできるので、自分の生活にあった生活費が算出できるので、興味がある方は一度見てみてください。

 

移住先を検討中の方には特に参考になると思います。

 

【教育】多民族国家であり多言語環境

マレーシア移住

Image:Human Resources Online

 

私の周りで日本からマレーシアへの移住を考えている人に聞いたところ、この教育の部分が大きいそうです。

 

マレーシアは多民族国家でマレー系・中華系・インド系と3種類の主な民族と、先住民族で構成されています。

そのため言語もマレー語・英語・中国語と通じるようです。人によってマレー語と英語だったり、英語と中国語だったりですが、基本的に英語を話せる人の割合が多いです。

 

私の周りでは「多民族・多言語という環境下で子供を育てたい!」と移住検討中の人が多く、日本のように単一民族・ほぼ日本語オンリーという環境では将来的な国際社会で不安を覚えるようです。

 

【安全】世界で最も天災が起こりにくい

マレーシア移住

マレーシアの首都クアラルンプールには活断層がないとされています。

そのため地震がありませんし、火山もありません。

 

台風もフィリピン付近で発生し北上するためマレーシアに到達することはほぼ無いとされています。

 

最近の日本を見ていると「地震」「台風」による被害が甚大で、特に地震は2011年の東日本大震災以来、比較的大きな地震が頻発していますね。

 

マレーシアの天災と言えばスコールによる洪水くらいのようです。

 

どこに行ってもその土地特有の天災は起こりえます。

しかし地震大国・台風大国日本からしたら、地震と台風が無いだけでも安心して生活ができるのでは無いでしょうか?

 

マレーシアは親日国家である

マレーシア移住

実はマレーシアが親日国家であると知ったのは、マレーシア移住を検討中に色々と調べている中で初めて知りました。

 

親日家だったマハティール元首相の影響が大きいようですが、彼は日本を今後のマレーシアの発展のためのお手本にしようと「ルック・イースト政策」を掲げ、1981年から22年間マレーシアを指導してきました。

 

その結果、マレーシア国民にも"日本はお手本"という考えが根付いているようです。

 

日本からマレーシアへの経済支援や、マレーシアに限らず海外で日本のサブカルとして人気のあるアニメの影響も大きいとは思いますが、日本人としては日本に好意を持っていると聞けば嬉しくなりますね。

 

じゃあマレーシア移住のデメリット?

今までマレーシア移住のメリットをあげてきましたが、今度は私の感じたデメリットを紹介します。

日本に比べて治安が悪い

マレーシア移住

マレーシアは比較的安全な国とは言われていますが、それでも日本に比べたら犯罪は多いです。

もちろん日本と比べてしまったらマレーシアに限らずほとんどの国が治安が悪いとなってしまいますが、一人ならまだしも子供を連れての移住には不安を覚えます。

 

しかもマレーシアは近年治安が悪化しているそうです。

比較的にひったくりやスリなどの軽犯罪が多いらしいですが、特に首都クアラルンプールやジョホールバルなど大都市の郊外では重犯罪も頻発しているようです。

 

旅行のガイドブックを見ると「安全な国だけど油断は禁物」程度に書かれていますが、調べれば調べるほど移住を躊躇してしまうレベルの情報がマレーシア在住者・経験者のブログから出てきます。

 

安全面で言ったら隣国タイ・シンガポールの方が良いとか。

 

子供のことを考えたら治安が悪いのは私的には無しかな、という結論です。

 

大気汚染が深刻化

マレーシア移住

この写真、霧ではなくヘイズ(Haze)と呼ばれる大気汚染です。

インドネシアのスマトラ島で行われる野焼きが主な原因のようですが、その大量の煙や排気ガスを含んだ大気汚染をヘイズと言います。

 

ヘイズが風に乗ってマレー半島方面へ流れてくる事により、マレーシアやシンガポールが煙で覆われて深刻な大気汚染を起こすのです。

発生する時期は乾期にあたる4月から10月にかけてですが、その間ずっと発生するわけではありません。
煙の発生状況、そして風向きなど天候にも左右されますので一定ではありません。

 

喘息やアレルギーを持った人は要注意だと思います。

 

うちも子供2人喘息持ちの私もアレルギー体質なので、これがマレーシアへの移住をやめた決定打でした。

 

大気汚染がひどいのではせっかくの南国気候が台無しですね。

快適には過ごせなくなってしまいます。

私がマレーシアへの移住をやめた理由まとめ

 

・治安が心配

・乾期の大気汚染がひどい

 

この2点がメインですが、あとはやっぱり英語かフランス語を第一言語として子供を育てたいっていうのもありますね。

 

今回私はマレーシアへの移住をやめてしまいましたが、マレーシアへ移住するメリットはたくさんあります。

独身者や夫婦2人だけの移住でしたら、物価も安いし、気候も良いし、人も優しいのでおすすめです。

 

人生何事も経験です。一生そこに住まなければいけないわけではありません。

移住先として7年連続1位を獲得し続けているのですから、デメリットを上回るメリットがもっとあるのでしょう。

 

新しい国で新たな人生を歩んでみるのを検討してみてはいかがでしょうか?

 

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