こんにちは、ワーホリ経験者で現在ワーママブロガーのザロです。
ワーホリ中に日本や家族が恋しくなって帰国したい…って思うことありませんか?
現地でホームシックにかかったり、これからが不安でたまらない。と思う方もいると思います。
私も同じでしたからよくわかります。
この症状はワーホリや留学で1人で海外行った人によくあるので心配しないでください。
そんな人たちのために「前向きになれる」記事を書こうと思い立ちました。
自分の経験から少しでも参考になれば、と思います。
目次
私がワーホリ中に一時帰国した理由
私は2011年7月にオーストラリアのブリスベンにワーホリで入国しました。
もちろん最初から「1年間のワーホリ中に一時帰国しよう!」なんて思っていませんでした(笑)
私の場合はとりあえず3ヶ月間語学学校に通う予定でして、その後のことはその3ヶ月間で考えようと思っていました。
最初の1ヶ月は学校に通いながら新しい環境に慣れる期間
最初は日本人のみのシェアアパートに住んでいました。
家賃が高いオーストラリアですので、もちろんオウンルームではなくルームシェア。
右も左もわからず、ルームメイトに助けてもらいながらだんだんと勝手がわかるようになっていきました。
周りの人からはズバズバとはっきり物を言う性格と思われていますが、内心は小心者のビビリです(笑)ので、当時は日本人のみのアパートでも海外生活に結構ストレスを感じていたと思います。
2ヶ月目に自分を追い込む引越し→トラブル発生
入国から1ヶ月経過したあたりに、日本人のアパートシェアだと安心感はあっても英語力が全然伸びない!と気づき、学校に貼ってあったルームメイト募集の紙を見て、急きょ引越しをすることになりました。
新しいルームメイトは合計6人でフランス人が4人、ブラジル人2人と私を含め合計7人が生活していました。
実はこのアパートでトラブルがあり、結局ここに住んだのはたったの3週間となってしまいましたが、日本人オンリーの環境からアジア人ゼロの環境は自分で選んだものの小心者の私の精神的に結構辛くなってしまいました。
しかも前述のトラブルがあり、その後はユースホステルを転々しながら学校に通わなくてはならない状態に。
3ヶ月目には一時帰国を決めていた
ユースホステルを転々としている中で、「学校が終わったら日本に一時帰国しよう」と決めました。
慣れない海外生活に疲れていた上でのトラブル発生。学校も終わってちょうどキリになるし、一時帰国して仕切り直したかったのです。
時期的にちょうど私の地元では秋のお祭りがあり、お祭り好きの私は学校終わって一時帰国してお祭り参加してまたオーストラリアに来ようとプランを立てました。
当時付き合っていたフランス人の彼氏(現夫)も「一度日本に行ってみたかった」と言うこともあり、2人で日本へ帰国することにしました。
帰国まで中途半端な期間のため3ヶ月目はずっとユースホステルに寝泊まりしていたので正直出費が痛かったですし、ユースホステルでの宿泊は落ち着かなかったのを今でも覚えています。
4ヶ月目に1ヶ月間一時帰国
入国から3ヶ月後、語学学校も終わり一時帰国することになった私の中で実は考えていたことがありました。
それはオーストラリアに戻ってきたら仕事を一生懸命してお金を貯め、オーストラリアのワーホリビザが切れたらカナダにワーホリに行くことです。
ワーホリに行く国を決めるとき、オーストラリアかカナダか迷っていたのですが、寒いのが嫌だったのでオーストラリアに決めました。
が、オーストラリアをワーホリ中に「カナダにも行けばいいんじゃん!」ってことに気づいてしまったのです(笑)
2011年当時カナダのワーホリ申請はまだ完全オンラインではなく、書類を送ったりしなければならず、海外からの申請よりも日本からの申請の方が簡単でしたので、一時帰国中に日本で在日カナダ大使館に書類を送って申請をしました。
一時帰国では日本に1ヶ月間滞在したのですが、その間に無事カナダのワーホリ許可も降り、晴れてオーストラリアワーホリ終了後、そのままカナダにワーホリに行けることが決まりました。
当時は将来的なビジョンもなく、ワーホリに行くことが目標になってしまっていた恥ずかしい私です(笑)
ワーホリ中に一時帰国したことを振り返って
一時帰国で地元のお祭りもエンジョイし、友達にも会い、次の目標の第一歩を踏み出すことができました。
他の人にとっては「ただ逃げてるだけじゃん」と思われるかもしれませんが、私にとってはとても重要な意味を持つ一時帰国でした。
当時の彼氏(現夫)にとってはこの初めての日本滞在の1ヶ月間で「日本に住みたい」と言う気持ちが芽生えたそうで、その後私たちは結婚しましたので、私たちにとっても重要な意味のある滞在だったと思います。
どうせ一時帰国するなら有効活用しよう!
一時帰国するのは悪いことではありません。後ろめたさを感じる必要もありません。
帰りたいんですから、帰ってもいいんです。
ですがせっかく高いお金を払って一時帰国するんですから、一時帰国を有効に活用しましょう。
自分が「これは有効活用だ!」と思えばなんだっていいんです。
例えば…
・家族に会いたくなったから
・保険の申請をしたいから
・勉強のための日本語の本が欲しいから
・病院に行きたいから
・置いてきた彼氏と愛を育むため
・日本の居酒屋でエンジョイするため ←これ私です(笑)
ネガティブな気持ちで帰国して「ワーホリなんか行かなきゃよかった」「日本に完全帰国したい」と言う気持ちになってしまうと、それまでワーホリで過ごした期間もお金もとてももったいないです。
前向きに考えるなら帰国するのもあり
ここまで言っておいてなんですが、本当にもうワーホリに未練はなく帰国したい!と思えば、途中で完全帰国するのもありだと思います。
またワーホリに戻るのもそのまま日本にいるのもあなたの自由です。
ただ「行かなきゃよかった」で終わらせるより「行ったけど私には日本で頑張る方が向いてるな」と少しでも前向きに終わらせられる方が気持ち的にとても楽になります。
たとえ失敗だと感じても「自分には向いていないことがわかった。残りの期間無駄に過ごさなくてよかったー」ぐらいな気持ちでもいいと思いますよ。
他人からは「負け惜しみ」と言われてもいいんです。自分がいいんですから。
ワーホリ中に一時帰国する際の注意点
一時帰国するのは自由にできますが、少し注意が必要です。
知っておいた方が良いことをまとめてみました。
ワーホリビザの有効期限は入国してからスタート
ワーホリのビザは一時帰国したからといって有効期限が一時帰国期間分、延長されるわけではありません。
1週間帰国しようが1ヶ月帰国しようが有効期限は変わりません。
長期間帰国すればそれだけ現地滞在期間は短くなります。
一時帰国する期間を決めておこう
お金があれば選択肢が広がりますので直前でもいいと思いますが、お金に限りがあるのであればなるべくワーホリする国にいつまた行くのか一時帰国の期間を決めておきましょう。
基本的に航空券は片道・片道で買うよりも往復航空券を買っておいた方が安いです。
片道航空券で日本に帰国して、また時期を見て片道航空券で現地に向かうよりも、あらかじめ現地↔︎日本の往復航空券を買っておいた方がお得です。
住民票抜いている人は病院行く前に戻して、出国前にまた抜く
一時帰国中に病院に行きたい人で出国前に住民票を抜いていた人は、帰国したら住民票を一時的に戻し、出国時もう一度住民票を抜くのを忘れないようにしましょう。
一時帰国中に病院に行きたい人って結構いると思います。(特に歯医者)
と言うかメンテナンスとして行っておいた方が安心だと思います。(特に歯医者←重要なことなので2度いいましたw)
あなたは自由です。ワーホリ中の一時帰国も自由です
ワーホリに1年間(国によっては2年間)行けるからって必ずしもその期間現地にいなければいけないわけではありません。
一時帰国してもいいし、ワーホリ中に他の国に旅行に行ってもいいんです。
後ろめたさを感じなくても大丈夫ですよ。
あなたは自由なんです。辛くなったなら一旦帰国してもなんの問題もありません。
理由はなんでも大丈夫。それによってあなたが前向きになれるのであれば心配ありません。
前向きになってまた頑張ればいいんですよ。
この記事が少しでもあなたの役に立てれば嬉しいです。