こんにちは、ザロです。
ワーホリについて調べているとよく目にするのが「ワーホリは行く意味がない」「ワーホリに行くのは底辺」などのワーホリに対してネガティブな言葉です。
私がこのような言葉を目にしたのは自分のワーホリを終えてからでしたので、その言葉に動揺することはなかったのですが、もし「これからワーホリに行くぞー!ウキウキ♪」な状態でこのようなネガティブワードを目にしていたら、正直「え…?マジ?」と動揺していたと思います。
実際「ワーホリに興味があるけど、まわりからどう言われるか不安…」「本当にワーホリ行っても無駄になるの?」と不安に思っている人もいるでしょう。
今回はなぜ「ワーホリは行く意味がない」と言われているのか?
その理由とそれに対する反論を書いていきます。
目次
なぜワーホリは行く意味がないと言われるのか?
ワーホリ(ワーキングホリデー)は名前通りあくまでも『ホリデー』です。
18歳〜30歳までの青年が異なる国で仕事をしつつ休暇を楽しんでいいよー。というとってもお得なビザなのです。
しかしワーホリ期間を過ぎて帰国した人たちを襲うのは
「就職ができない」
という実態です。
ワーホリ行く前には「ワーホリ行って学校行って外国人とルームシェアして現地で仕事すれば英語もペラペラになるでしょー」と楽観視していたのに、実際は学校行っても日本人とつるんで遊びに行くのも日本人と一緒。(もしくは韓国人とつるむ)
大して英語も上達しないまま帰国、いざ就職活動しても面接官に「え?ワーホリ?じゃあ遊んでたの?この1年仕事してなかったの?」ってなってしまい頼みの綱の英語もビジネスでネイティブと話せるようなレベルにはないので採用されない。
こういった経緯で「ワーホリは行く意味がない」と言われているのでしょう。
これはこれで一理あると私も思います。
しかし「じゃあワーホリに行かない方がいいのか?」と聞かれれば、それもまた違うと思います。
自分のワーホリに意味を持たせるために目的を持とう
実は私も「ワーホリに行くこと」が目的になっていた一人です。
ワーホリに行くことが目的だったので、ワーホリ中に何をしたいのか?ワーホリからの帰国後はどうするのか?まったく考えていませんでした。
というか目的を持つのが大事だとわかっていたのですが、「ワーホリに行くのが目的だっていいじゃない!」と開き直っていたのだと思います。
ただ何も考えず海外生活を経験したい、というのも悪いとは思いません。
現に私もそうでしたから。
ですが、今思えばやはりもっと将来を考えて目的を持ってワーホリすればよかった、と後悔しています。
ワーホリに行ったこと自体はまったく後悔していません。
海外生活の経験もできてよかったと思っています。
現にワーホリ中に夫と出会って結婚して子供二人いるので、ワーホリに行ってなかったらまだ結婚してなかったかもしれませんしね(笑)
ただもっと将来につながるように、有意義にワーホリを過ごしていればよかったという気持ちは常にあります。
どうすれば意味のあるワーホリにすることができるのか?
あなたはなぜワーホリに行きたいのでしょうか?
語学を上達させたいから?
海外生活を経験したいから?
ワーホリを通じて将来の可能性を広げたいから?
とにかく憧れるから?
人それぞれあるとは思いますが、なにか一つでもいいので目的を持つことが大事です。
自分にとって意味のあるワーホリにしたいのでしたら一つ目的を持ちましょう。
目的といっても「雇用先見つけてワークビザ取得して永住権とって永住してやる!」みたいなたいそうなことではなくてもいいんです。
例えば…
語学を上達させたい→ TOEFL〇〇点目標
海外生活を経験したい→ 日本人がいない環境でルームシェア
ワーホリを通じて将来の可能性を広げたい→ 日本ではできないことにチャレンジ
とにかく憧れる→ 夢の海外で憧れることを手当たり次第やる
など、ただの経験のためで将来につながるかわからないようなことでもいいと思います。
どちらかというと目的・目標のハードルは低い方がいいと思います。
「永住権につなげる」とかの高い目標を設定してしまうと、そこに至ることが難しくなった時に「あー、私のワーホリ意味なかったわー」となってしまうからです。
「海外で遊びたいから!」という人も「海外で遊ぶ」ことが目的なのでそれをクリアできれば失敗にはなりません。
その人にとっては「意味のあるワーホリ」なのではないでしょうか?
もちろん他人はその人の価値観で「ワーホリ行ったって意味ないよー。やめときなよ。将来どうするの?」というかもしれません。
その人が保守的で終身雇用を当たり前のように信じている人だとしたら、その人にとっては「ワーホリ=悪」なんでしょうね。
結局はワーホリに意味があるかどうかはその人次第で、他人がどうこういうことではないんです。
意味があるワーホリにするための事前準備
ワーホリを少しでも成功させるために、意味のあるワーホリにするためには目的・目標を持つことと事前準備が大切です。
あなたがなにを目的・目標にするかで事前準備の内容は変わってきますが、必ずみんな必要になる項目をあげてみます。
語学勉強
ワーホリ先の言語をまったく知らない状態で行く人はいないとは思いますが、現地の言葉ができればできるほどワーホリ生活の質が変わってきます。
遊ぶことだけが目的の人であっても、これは変わらないでしょう。
語学スクールに通ってがっつり勉強できる人はぜひそうした方がいいです。
私みたいにワーホリ費用貯めるために、ワーホリに行く直前まで働きたいしできるだけ節約したい人は本や語学学習アプリを利用して少しでも現地の言葉に慣れておきましょう。
私はオーストラリアにワーホリに行ったので英語を勉強していたのですが、もちろんガチガチに勉強できませんでした。もともとの英語レベルも赤点レベルです(笑)
「0からの英会話」などの本とアプリ併用で勉強してなんとかしたレベルです。
ちなみに私の使っていたアプリはこちら。
結構おすすめです。
英語でしたら他にもまだまだあるので、自分に合って無理せず続けられるアプリを見つけることをオススメします。
将来設計
将来どうしたいのか?
明確にでなくてもいいんです。漠然とでいいのでワーホリに行った後のことを行く前に考えておくことをオススメします。
ただし「やりたいことを現地で見つける。」はあまりオススメできません。
なぜなら大体の人が見つけられないからです。
「自分探しの旅に出る」ような感じになってしまうので、行く前になんとなく考えておいてください。
情報収集
行く先の情報をなにも持たずに行く人はいないと思いますが、情報源はネットとオフラインのもの両方から収集しましょう。
オフラインのものは本・雑誌・新聞などですが、一番は本をオススメします。
事件性のあるものでしたら新聞がいいですが、できれば現地に持って行って役に立つの本がいいです。
場所や状況によってネットが繋がらなかったりした時にパニックにならないように一つでいいので信頼できて、発行日が古くないものを選びましょう。
これは私ではなく友人が持っていた本ですが、ワーホリ中に友人に見せてもらったら「あ、これ買えばよかったわ」って思ったものです。
もしよければ参考にしてみてください。ちなみに内容はオーストラリアのワーホリです。
ワーホリは意味がないこともない
どんな人生を送りたいかで、ワーホリに行くことに「意味がない」とも「意味はある」とも捉えられると思います。
企業に就職して半永久雇用されたいのか、自分のスキルを武器に好きなところに行って仕事をするのか、お金を稼ぐよりもとにかく自由に生きていきたいのか。
私は少しでも多くの人にワーホリに対してポジティブに考えて欲しいと思っています。
そして「ワーホリに行きたい」と言う人を全力で応援したいと思っています。
まわりの言葉に振り回されずに自分のためにぜひ行ってください。
ワーホリは若いうちにしか行けないんです。年齢制限過ぎてから「行けばよかった」って後悔しても遅いんです。
経験してみて「あー、違ったわ」と思えば、それはそれで経験したからこそわかることです。
やりたいと思えばぜひチャレンジしてください!
あなた自身が動かなければなにも変わりませんよ。