こんにちは!2011年にオーストラリアへワーホリに行ったザロです。

今回はオーストラリアでのワーホリの費用について考えてみました。
オーストラリアでのワーホリの費用について検索してみると出てくるのって留学センターだのエージェントが多いんですよね。
これだと大体「エージェント費用」が加算されているんですよね。
でもね、できれば安く行きたいんですよ!余分なものを加算するな!(当時の私談)

なので実際に私の思い出す限りの費用を書きます。
ちなみに私が行った2011年7月頃のレートは最高値87円でしたので、2018年11月現在の80円前後と比べると高くつきますね。
7円も違うとか…今更ながらちょっと損した気分です(笑)

オーストラリア渡航前のワーホリ費用、実際にかかった一覧表

ビザ申請代金 約20,000円($220)※現在は約36,000円($450)

渡航費 約80,000円

保険 約70,000円

語学学校費用 約400,000円

スーツケース購入 15,000円

変圧器 6,000円

SIMフリースマホ 35,000円

合計 626,000円

思い出す限りの渡航前の出費はこんな感じです。
それではどんな感じだったか細かく説明していきますね。
めんどくさい方はすっ飛ばしてください(笑)

ビザ申請代金

これはワーホリ申請する上では必ずかかります。
表では約2万円と書きましたが体感では1万6千円くらいでした。
念のためオーストラリア政府のサイトを調べたら2011年は$220ってなっていたので役2万円としておきました。
2018年11月現在は$450だそうです。
随分と値上がりしましたね…。
オーストラリアはワーホリで一番人気なので、値上がりしてもどんどん来るんでしょうね。

 

渡航費

私はジェットスターで「成田→ブリスベン」の片道を購入しました。
当時はジェットスタージャパンもまだなく、私がオーストラリア滞在中あたりに設立されたようで、オーストラリアでも頻繁にジャパンフェアーのCMを見たのを覚えています。
今現在のジェットスターのサイトで成田→ブリスベンを見てみたら、当時よりも安くなった気がしますね。
ただしこの渡航費8万円には地元静岡から成田への交通費は含まれていません。

 

保険

もう保険を調べた人だったら、1年間7万円は安く感じたではないでしょうか?
そうです、めちゃ安でした(笑)

それもそのはず、日本の保険ではありません。
オーストラリアとニュージーランドのみ対象の保険です。
AIUなどの保険みたいな手厚さはまったくありません。

正直とりあえず値段が安いから、で入ったのでもちろん通訳なし、申請もすべて英語、病院に行った場合一旦全額支払って後から保険会社に請求する感じです。
どこの保険だったかは資料をすでに処分してしまっていたので忘れました。

 

語学学校費用

これは結構値段の高い学校に行ったと思います。
語学学校は3ヶ月通ったのですが、友達もできたし、まぁ良かったかな?とは思います。
英語が上達するかしないかは、本人次第だと思います。
ぶっちゃけ私はちゃんと勉強していませんでした(笑)
もっと真面目に勉強すれば良かったと後悔しています。

 

スーツケース購入

まぁこれは大きなスーツケースを持っていなかったので購入しました。
その後も役に立っているし、ある程度長く使うものなので自分が必要であればケチるところではないかなーと思います。
まぁそんなにいいグレードのものを購入したわけではないですが(笑)

 

変圧器

変圧器は日本製の電化製品持って行くならあった方がいいと思います。
以前、海外対応の電動歯ブラシを変圧器なしで普通にオーストラリアで使っていたら、充電中に中で爆発したらしく、ありえない変形をしていました。
危なかったです…。
それ以来、変圧器は日本製品を使用するときは念のため使うようにしています。

 

SIMフリースマホ

現地でSIMだけ契約して使えるように購入しました。
今ではSIMロック解除が一般的になってきましたが、当時はロック解除は裏技的な感じでしたので、ヤフオクでSIMフリーのカナダ版iPhone3GSを購入しました。
現在でしたら、今使用しているスマホのSIMロックを解除してそのまま持っていけますので、わざわざ購入したりお金を払ってロック解除をしてもらう必要はありませんね。

 

オーストラリア渡航後のワーホリ費用は?

今度はオーストラリア渡航後の費用ですが、渡航後だとその人の行動によってかなり変わってきますので参考になるかどうかわかりませんが、一応私がかかった費用を覚えている限り書きます。
ちなみにここからは現在レート($1=80円)で日本円を書きますね。

宿泊費 1ヶ月目 日本人ルームシェア(シェア) 48,000円($600)
    2ヶ月目 多国籍ルームシェア(シェア) 57,600円($720)
3ヶ月目 バックパッカー(ダブルルーム) 約163,200円(約$2,040)
4ヶ月目以降 豪韓カップルとシェアアパート(個室) 96,000円($1,200)
食費 月40,000円($500)
日用品費 月12,000円($150)
通信費 月3,200円($40)
交通費 月9,600円($120)
交際費 月20,000円($250)
合計 月180,800円(4ヶ月目以降) ($2,260)

こうしてみると出費多すぎますね(笑)
うろ覚えなので確かではないですが、おおよそこんな感じでした。
ちなみに3ヶ月目から現夫と一緒だったので、宿泊費に関しては高くなっています。
3ヶ月目の宿泊費が異常なのは、ちょっとしたトラブルがあったためバックパッカーを転々としていました。(機会があればまた書きます)
それでは詳細を書いていきます。
例のごとくめんどくさい人はすっ飛ばしてくださいね。

 

宿泊費

1ヶ月目のルームシェアは3LDKのアパートに日本人4人でシェアしていました。
私はオウンルーム(個室)ではなく、2人で1部屋を共用、もちろんシャワーやトイレも共用でしたので、プライバシーはほぼなかったですね(笑)

それでもなんと言っても魅力なのはその安さです。
オーストラリアは基本的にアパートのレント(賃料)を週払いするのですが、週$150でしたので月換算で$600でした。
ベッド一つに48,000円って思うと高く感じますが、オーストラリアはとにかくアパート代が高いです。

 

ここは長くなってしまうので後日「オーストラリアのシェアハウス」について、探し方から相場、失敗談などを書いていきます。

 

食費

とにかく物価が高いことで有名なオーストラリア。
物によって日本に比べて高いもの、安いものはもちろんありますが、体感では全体的に日本よりも高く感じました。
自炊メインなのか外食メインなのか、アジア食なのか西洋食なのかで値段は変わって来ます。

私は基本的に自炊をしていましたが、そこまで節約したり切り詰めたりはしていませんでした。
外食もちょいちょいしていたので食費は他の人よりも高いと思います。
自炊するにしても調味料やら買うと高くつくんですよね。特に日本食作ってたので、日本の調味料が高くて辛かったです。

日用品費

日用品はトイレットペーパーやらティッシュやら女性なら生理用品やら。意外と計算に入れていないけど出費するカテゴリですね。

オーストラリアの日用品ですが、確かに日本並みの値段で売られているものもあります。
ただ日本並み値段ってオーストラリアでは安い方なんですよ。
そうすると「安い=質が悪い」になるんですよね。

これってオーストラリアだけではなく、むしろ日本が安いのに質が良すぎるんです。
一番私が言いたいのは、「オーストラリアの安いサランラップは全然切れなくてストレスフル」です!
本当に使えないです。ただただストレスが溜まります。

フランスに住んでる友人も同じことを言っていましたので、日本のクオリティの高さが素晴らしすぎるんですよ。

あ、生理用品も安いの買ったら「30年前の日本の生理用品」くらいの質の悪さで泣けました。

通信費

これは携帯代ですね。オーストラリアはそこら中にフリーWifi飛んでるので使えるのですが、日本からするとひどいです。
夫は未だにオーストラリアのネット状況をネタにしています(笑)

シェアハウスで募集時に高速インターネットとか書かれていたので入居したものの、実際に使ってみると「・・・え?高速?」な感じでした。
なので一時期、モバイルルーターを契約していた時もありましたが、今回は金額から外してあります。

 

交通費

仕事をしている期間、シティで仕事をしていたのですが、少し郊外に住んでいたので電車で通勤していました。
確か片道$3だった気がするので、往復$6×週5×4週間で計算して出しました。

当時ブリスベンの交通専用のプリペイドカードにチャージして利用していたのですが、結構な頻度で「今日は電車賃がいらない日」とか「機械が壊れているからそのまま通っていい」などがありましたので、電車賃がかからないこともありました。

なぜ払わなくてよかったのかは未だによくわかっていません(笑)

 

交際費

これは私が酒好きの夜遊び好きだったこともありお金がかかっています(笑)
学校に通っていた時期はほぼ毎週末クラブに通っていましたし、それ以外にもバーに飲みに行ったり居酒屋に行ったり。

オーストラリアの居酒屋はめちゃ高いですが、もともと居酒屋好きの私は多いときは月に2回は行っていました。
このときは確実に月$250は超えていた気がしますが、仕事をするようになってからはクラブも居酒屋も行くことが減りました。
でも友達とカフェやランチに行ったり、デートしたりでなんだかんだ$250くらいは出費していたと思います。

今から自分がオーストラリアにワーホリで1年間行く費用を算出

今までのを見ていただいて分かる通り、私の実際にかかった費用は余分なものが多いです。
それを学習した今行くならこんな感じになるかなという費用を算出してみました。
また購入したものはすでに持っている前提で本当に今行くならで算出してあります。

【渡航前】今から自分がオーストラリアにワーホリに行くとしたらの費用

 

ビザ申請代金 36,000円($450)渡航費 約40,000円

保険 0円

語学学校費用 0円

スーツケース購入 0円

変圧器 0円

SIMフリースマホ 0円

合計 76,000円

なんとたったの76,000円になりました(笑)

ビザ申請代金は私がワーホリに行った2011年よりも上がっていますが、渡航費が同じジェットスターでもかなり安くなっていました。

保険は今行くなら入らないかなーと思います。風邪くらいなら持参薬か市販薬でいいし、ちょっと重い病気とかだったら最悪日本に戻った方が安い気がします。

語学学校は今からワーホリに行くなら多分行かないと思います。
当時は行ってよかったと思いますが、ルームメイトと話をしたり積極的に現地の人と喋った方が勉強になります。
ただ勉強をしなくていいということではなく、自分での学習は必須です。
それができない人は学校に行った方がいいと思います。

当時オーストラリア渡航前に購入したスーツケース、変圧器、SIMフリースマホは前述した通り、今行くならですのですでに持っているため買いません。

 

【渡航後】今からオーストラリアにワーホリに行くとしたらの費用

 

宿泊費 個室 月64,000円($800)食費 月40,000円($500)

日用品費 月12,000円($150)

通信費 月3,200円($40)

交通費 月9,600円($120)

交際費 月20,000円($250)

合計 月148,800円($1,860)

宿泊費は実際に物件を「GumTree」というサイトで探してみました。

今行くなら個室がいいんですが、ブリスベンの個室シェアハウスは相場が$200-300ってとこでしたね。
他はまぁそんなに変わらないかなと思ってそのままにしてあります。

 

結局オーストラリアでワーホリ1年間いくら必要になるのか?

私の生活スタイルだと単純に計算して1年間1,861,600円必要になります。

ただこの金額を貯めておかなきゃいけないと言うわけではありません。
仕事をするのであれば月々の生活費は賄えるのではないでしょうか。

ちなみに私がしていた仕事はフレンチカフェのキッチンハンド+ウェイトレスでしたが、時給$19で日曜日は$23くらいありました。

ここから税金が引かれますので手取り時給$16で計算しますと、

$16×8時間×20日=$2,560

ですので、日本円で約20万円くらいもらえました。(手取り金額ははっきり覚えていません。テキトーですw)

そうすると仮に1年間の内6ヶ月フルタイムで仕事をしたとするとそれだけで120万円になります。

6ヶ月の収入120万円 - 1年間の費用180万円 = -60万円

ですので、単純に計算すると60万円用意しておけば普通に暮らせます!

しかもこの計算だと6ヶ月しか仕事しないので、フルタイムでもっと仕事すれば余裕がありますし、逆にもっとのんびりしたい人や好きなことをしたい人はお金が必要になってきます。

 

お金は大事ですがもっと大事なのはとにかく行動です。

「ワーホリ行きたいと思ってるんだけど…」と言う人は結構います。
でも実際に行動に移した人は何パーセントくらいでしょうか?
もちろんお金はあればあるだけ安心が得られます。

ですが、ワーホリビザはいつでも取れるわけではありません。
年齢制限だってあるし、申し込み時期がある国もあります。
お金を心配して「200万円貯めたら行こう」なんて思っているうちに年齢オーバーしたり、情熱が薄れてしまうことだってあります。

 

最後にお金の心配をしているあなたをきっと勇気付けられるお話をします。

私の夫はフランス人なのですが、私と夫はお互いオーストラリアでワーホリ中に出会いました。
実は夫はオーストラリア行きの航空券を購入し、帰りの航空券をオープンで購入していました。
そして手持ちの現金は…たった15万円だけだったそうです。
夫いわく、「当時付き合っていた彼女に浮気され別れたばかりで自分の人生が嫌になっていた。とにかく人生を変えようと賭けてみた」
だ、そうです。

そして夫は私と出会い、結婚して今は2人の子供がいます。
現在私たちは新たに人生を切り拓こうと、カナダへ移住する計画を実行中です。
夫にとってオーストラリアへのワーホリという賭けに勝ったと行っていました(笑)

 

ギャンブル的に行動してみようというわけではありませんが、当時の夫の行動で人生が切り拓けたのです。
たまにはそんな情熱的な行動に突き動かされてみてもいいのではないでしょうか?

 

ワーホリに行く準備が万端になることなんてないと思います。

「お金をもう少し貯めてから」
「英語がもう少しできるようになってから」

 

いやいや、とりあえず期限決めるかビザ取っちゃいましょう!

年々オーストラリアのワーホリ制度も変わって行きます。
ここ数年でカナダへのワーホリが抽選方式になりました。
オーストラリアもいつワーホリビザ取得が難しくなるかわかりませんよ。

いつ行くの?
今でしょ!!(古)

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